国家試験に落ちたら・・・。国家試験の合格率、ワケあってこだわってます。


まず作業療法科の合格率ですが、3年前100%、2年前100%、そして昨年・・・残念ながら1名不合格でした。

全国平均は70%台なので、数字だけ見れば悪くないと言えなくもないけれど、落ちた学生の身になるとそんな数字の比較はどうでもよくて、全員合格できなかったことが悔しかったり、申し訳なかったり、そんな感情です

3年連続100%を目指して今年も取り組んだのですが、どこか緩みもあったんだと思います。

反省も含めて、国家試験について書いていきたいと思います。

 

 

最初は60%でした。

ここ3年の合格率だけを見れば、自分で言うのもアレですけど、いい学校になってきたなと思います。

東北の私立大学・専門学校の中で、3年間続けて合格率90%以上の学校はほんの一握りですからね。

私が7年前教員として入職したとき、当校の合格率は60%台でした。

 

・・・60? 

 

私ももちろん国家試験に受かってOTをやっているので、国家試験がどんなものか知っています。

知ったうえで、そんなに落ちることが信じられませんでした。

そして私の心配事は落ちた40%の学生に向かいます。

 

国家試験に落ちたら・・・

”人生は長い。”

”落ちても来年合格すればいい。”

と思いますよね。

現実は厳しいです。

調べてみてわかったのですが、浪人受験者の合格率は、毎年たったの10~20%程度です。

作業療法科の教員として、この数字に愕然としました。

数字から分かるように一度落ちたらなかなかOTになれない。

3年~4年間学校に通って、臨床実習も行って卒業もしたのに、結局OTになれないんですよ。

(※卒業者には国家試験の受験資格が与えられるだけです。OTの免許取得は国家試験の合格が必要です。)

3年制を選ぶか、4年制を選ぶかという話

私立の専門学校を選ぶ場合、3年制か4年制か選択できます。

どちががオススメかというと、結局のところ「人による」「事情による」「学力による」としか言えません。

 

入試倍率の高い大学に合格できる人は、おそらく受験慣れしているでしょう。

そういう人にとって、作業療法の国家試験はそれほど難しくありません。

そうでないならば、高校を卒業後、専門学校に進学して初めて本格的な勉強をすることになります。

国家試験の試験時間は5時間20分。

マークシート方式とは言え、一夜漬けでこなせる試験ではありません。

5時間20分の試験を暗記しきれるわけがないので、単純な回答ではなく、論理的思考を持って「解答」していくことになります。

仕事につながる本格的な勉強です。

 

 さて、合格率で3年制と4年制を比較すると、当たり前ですけど、全国的に4年制学校のほうが合格率が高くなっています。

 仙台保健福祉専門学校も4年制です。

 3年で卒業して、失敗しても4年目で合格すればそれでいいという考え方は、それ自体間違ってないと思いますが、「浪人生の合格率が10~20%」という事実からすると、その考え方は少し楽観的かもしれません。

 

 

「結果が出ないのは自己責任」・・・で済ませたくない。

在学中に学生は20歳を迎えます。

医療系なので、20歳を超えてから入学する学生も少なくないです。

年齢的に大人ですから、結果が出ないのは自己責任、という空気はあります。

 

学力は、これはもう圧倒的に不公平で、同じ問題を3分で理解できる人もいれば1時間かかる人もいます。

自分の学力に合わせて、必要なだけ、結果が出るまで勉強する、それが大人。

それができなければ自己責任。

 

それはまあ、そうなのですが、高校を卒業して初めて本格的に勉強する人もいるわけです。

どれだけ勉強すれば、どれだけの結果が出るか、感覚的にわからなければ頑張りきれません。

 

さらにいえば、入学から4年間教えてきた自分の学生に対して、国家試験だけ「結果が出ないのは自己責任」で済ませる気にはなれないのです。

そういったわけで国家試験の合格率にこだわるようになりました。

 

 

合格率が高い、低いには理由がある。

試行錯誤しながら合格率を60%→100%にしてきたので、合格率が低い理由、高い理由はある程度わかっているつもりです。

国家試験の勉強は、伝統的に自習です。

友達と勉強したり、学生同士でグループを作って勉強したり、いろいろ形態はありますが、国公立大学も、私立の専門学校も基本的に試験対策は自習です。

出題範囲、傾向、その解き方、暗記の方法・・・こういったものをグループで手分けしたり、自ら調べたりして勉強していきます。

そしてわからないところがあったら教員に聞きに行く。

 

この伝統的方式は、時間と気力が必要になります。

学生の強い意志、学校側の協力、ときには強制力を使い、夜遅くまで試験に立ち向かう。

私立の専門学校のうち、合格率が高いところはそれができる学校だと思います。(※うちはその方式はとらずに高い合格率を目指しています)

 

一方で強い意志がなかったり、学校側の協力や強制力がなければ、脱落していく学生が出てきます。

その結果が全国平均70~80%。

脱落は自己責任。

これだとなかなか合格率は上がってきませんよね。

 

 

厳しさは合格率につながるけれど、厳しくなくても合格できる。

仙台保健福祉専門学校は、自習形式と講義のハイブリッドです。

勉強は夕方5時まで。

インフルエンザが流行る時期なので、体調管理も大事。

できるだけ効率よく合格する。

効率は無視できない。

現場で仕事ができる人は効率のいい人です。

 

・・・長くなったので、そのへんの勉強方法は次回の記事で書いていきます。

 

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