卒業生の活躍《災害救助犬訓練士》

2011/10/03


本校の提携実習先でもある「警察犬宮城訓練所(犬の学校)」に所属する卒業生 田中館 香さんの活躍が河北新報で紹介されました。

以下河北新報コルネット(インターネットニュース)からの抜粋で紹介します。

宮城のニュース

災害救助犬競技大会で仙台の2頭、全国優勝 過酷な状況克服


9月15~17日に白河市で開かれた災害救助犬競技大会で、仙台市青葉区にある民間の犬訓練施設「犬の学校」で訓練している2頭の犬が、それぞれ全国優勝を果たした。1頭は石巻市の自宅で東日本大震災に遭遇、1頭は仙台市内の被災地で行方不明者の捜索に当たった。震災を経て手にした栄冠に、関係者は喜びをかみしめている。

大会はジャパンケネルクラブの主催で、今年で13回目。家屋倒壊現場で被災者を捜索する地震救助犬が対象で、指導手との連係度合いや、がれきの中を探し回る実地作業の優劣で評価される。
国内ルールで評価するA―1部門と国際大会ルールで行うB部門があり、両部門に全国から計53頭が出場。犬の学校からは13頭がエントリーし、ジャーマンシェパードの「ディオン」(8歳)がA―1部門、ラブラドルレトリバーの「ケン」(4歳)がB部門で、それぞれ最高賞を受賞した。
ディオンは、石巻市の飼い主宅に帰省中に被災、同市内で避難生活を送った。7月から犬の学校に戻り、訓練を経て栄冠を勝ち取った。ケンは3月下旬に仙台市の要請で、市内の被災地で生存者の捜索に当たった。
がれきの中から人を探す訓練を積んできた災害救助犬だが、実際の現場は過酷で、疲労が重なったりけがをしたりする犬もいた。それだけに本田憲校長は「被災地の2頭が、過酷な状況を乗り越えて栄冠を勝ち取った。よく頑張ったと褒めてやりたい」と喜ぶ。
訓練を担当する訓練士の田中館香さん(30)は「ディオンもケンも人が好きで、どちらも救助作業に向いている」と評価する。
ディオンは災害救助犬の訓練を続け、今後の出動要請に備える。ケンは世界選手権(来年9月、チェコ)への出場を目指し、来年3月の最終予選に臨む。

2011年10月03日月曜日