ためになるセミナーでした!第三回GLS for Education「Unityゲームデザイン講座」


f0e5f9125499ab220cc33608c91fc9e2ここのところ、熱帯の雨季かと思いたくなるくらいに雨が凄いですね、そんな日はこのブログを読んで憂さ晴らし?いただきありがとうごさいます、志村とってもうれしいです。ってこのぼけた写真のポーズは何なのかというと、最後で解説しています、本日、第三回GLS for Education「Unityゲームデザイン講座」に行って参りました、のレポートです。
http://connpass.com/event/17654/

今回で3回目のUnity講座、今回はゲームデザイン

このセミナーはGLSという仙台を国際的にIT・ゲームで盛り上げようという団体が開催しています。昨年度に発足して、色々、やってきました。本校を会場にして開催したセミナーやイベントもありました。

自分はこの団体のアドバイザーとして参加していますが、今回は普通に参加者として会場に向かいました。今回のイベントはUnity講座としては今年度の3回目で、1回目と2回目は昨年度とほぼ同様の内容なのでパスしていましたが、今回は簗瀬さんがゲームデザイン(ゲームの設計にかんすることをこう言います)という内容で興味が沸きました。また、先週末にCEDECというゲーム開発者が集うカンファレンスがあり、そこで簗瀬さんも登壇されていたのですが今年は授業などもあって行けなかったので、その分もこのイベントで話を伺いたい、と思いました。

多様な参加者、IT系社会人と専門学校生や高校生も

こうしたイベントは学生に案内して、自分も聞きたい内容の時は参加しています。今回も、本校の自分のクラスの学生が何名か参加しました。他には、IT系デベロッパやコンサルの方々など、よく他のイベントでお会いする人たちも来ていました。本校の学生以外には、ヒューマンアカデミーの強者が何名か来ていて、学生にもいい刺激になりました。昨年度も参加していた人たち以外の初見の企業人の方々が多数、いらっしゃり、いい機会になったと思います。

ゲームデザインのポイントはここ!

先ずゲームデザインで何を考えて進めていくか、という内容の講義です。先ずイントロダクションで簗瀬さんの経歴、これまでの作品の紹介から。「ワンダと巨像」のAIなど、一言でいうと「地味に凄い」「凝っているからこそ自然な心象」というゲームです。そうした裏方からみた、こうすべきというポイントの話でした。ここでそれを書いてしまうのははばかれるぼで(忘れたわけでは無いですよ)、ちょっと近い話でこういうのをご覧ください。最初のは簗瀬さんがCC2に在籍当時のお話。

今回の話は、この話の延長の部分を含みます。さすがですが、上手にまとめて下さりありがたかったです。こうした情報の共有方法などもゲーム関係者は参考にすべきですね。

ゲームデザインしてみるグループワーク

そのあと、グループごとにゲームのデザインの元になるところをアイデアを出しながら評価し、そこから何が見えてくるかを体験しました。自分の居たグループは他校の学生さんとITコンサルの方で、とても新鮮に作業ができて面白かったです。同じことを学校でやっても、大体、誰がどういうネタを出すのかを知っているために、新しい価値観に触れにくいので、こうした機会があるだけでとても有益です。

GLS for Education ゲームデザインセミナー始まりました!Unity technologies JAPANの簗瀬さんによる講義とグループワークを行います。

Posted by Global Lab SENDAI on 2015年8月29日

 

実際のゲームに触れて分析するワークショップ

そこまで得た知見を踏まえて(踏まえてると気付いていないまま?)、皆で同じゲームをプレイし、そのから見えてくるゲームデザインを探るというワークショップを行いました。内容をバラすと他の講座の機会に使えないという支障があるようなので詳しくは書きませんが、同グループの学生とどれ位の時間で作れるかとか相談して分析したのが楽しかったです。写真の左で立ってるのが自分です。

ゲームで遊びながら、ゲームデザインについてみんなで考えています

Posted by Global Lab SENDAI on 2015年8月29日

最後に懇親会、何と東京ゲームショウ2015のチケットプレゼントじゃんけん大会も!

会場の隣で簡単な懇親会、ビアバッシュじゃないのでジュースバッシュ?ここで自分のグループじゃない人たちと交流がもてました。石巻のイトナブの方や、他校の学生とお話をしました。専門学校は本校を含めて2校しか来ていないのが寂しいです、もっと参加してくれると好いですね。こうした場面でよく伺う話で、「人材育成に力を入れたい」ということがあります。おそらくなかなか良い人材が集まらないことがそうさせているのだと思いますが、先ずはITやゲーム系に積極的に挑戦したくなる土壌が必要だと常々、考えています、そうした一環で小中高生へ講義しているイトナブさんは好い事例だと思います。

そのあと、東京ゲームショウの一般入場チケットを簗瀬さんとじゃんけん大会でプレゼント!で幕を閉じました。交通費も欲しいところです(笑)。

セミナー終了!急遽行ったじゃんけん大会では東京ゲームショウの入場チケットが賞品でした。次回もよろしくお願いします!

Posted by Global Lab SENDAI on 2015年8月30日

ちなみに写真のポーズは「Unity」のUです。そんな感じで、とてもためになりました。またの機会を楽しみにしています。GLSでは今後、ゲームのコンペ等を企画しているので、お見逃しなく!よければFacebookページをフォローすると情報を見逃しません。

Global Lab SENDAI

これから本校では学園祭があるのですが、ちょっといいヒントを貰えた気がしました。そのお話を次回に!

ゲーム科::志村

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