unity3のCGデザイナーフレンドリーなGUI(1)




まずunity3から使い始めてみましょう!まずは無償版を使わせてもらい勉強を始めてみます。

・unity3はGUIのデフォルトレイアウトや少しエレガントが雰囲気があるところがSIと似ていて、私たちにはいちばん違和感なく取り組め始めそうです。また今年多くの日本語書籍が発行されて、いちばん楽に勉強しやすい環境にあると思います。
無償版でもPC版なら、作成したゲームをweb上に配信できるのも魅力です。
唯一CG的に残念なのは無償版では間接光照明・レンダリングができない点です(有償のプロ版は、間接光照明でのライトマッピングができます)。PCとモバイル方面へのマルチプラットフォームという機能開発環境という美点と相殺し合う感じですね。
GUI of unity

Unityのインタフェース

UDK(エンジン名はUnreal。「リネージュ」が有名ですね)は、メニューがある程度日本語化されているし、Web上のマニュアル類チュートリアル類・公式日本語ドキュメントも充実していて、一応操作や勉強がしやすいと言いたいところですが、CG的に多機能高性能なオールインワンタイプなので、その意味で操作マニュアルは大量複雑で難しく、2年生向けかと思います。
CG的に高機能なことのひとつは、デフォルトでリアルタイムで間接光計算を行う-つまりフォトリアルに描画できるエンジンだということです。それで基本的にはPC,PS3、XBOX用向けの開発環境で、スマホ向け出力が後から追加されてきていますが、画像フラット化・デチューンが実際はどんな工程や見栄えになるか検証してみたいです。
UDKの初期画面

UDK(UnrealSDK)の初期画面

cryENGINE3(エディタ名はsandbox)その名の通りcryENGINEはCRYSISシリーズのゲームエンジンの(無償・有償)開発環境です。今年8月にリリースされたばかりの無償開発環境のためか、ドキュメント類が少ないですが、公式サイト、フォーラムで序々に充実しつつあり、この勢いでWeb上のドキュメントが最も充実したものになるかもしれません。まだ制作したゲームを配布する機能はありません。
一方フォトリアルな描画への技術・こだわりは一歩抜きんでいるようで、制作途中の画面も最終画面とほぼ変わらないクオリティで見ながら作業できます。ゲームが配布できるようになる日を待ちながら操作に親しんでおくのもいいかもしれません。フォトリアルな描画のままという機能までを持っていて、CGデザイン的にはもっとも魅力的かもしれません。PC,PS3、XBOX用向けの開発環境です。
sandbox interface

sandbox3 (cryENGINE)のインタフェース

Unity3のダウンロードやライセンスのこと、インストールの仕方は、教室で説明したり別資料を参照してもらおうと思います。