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Q. フィギュアってどう作る?

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A. 粘土を捏ねる。

 
猛暑到来。
すっかり窓の外から聞こえてくるのは雨音にかわり蝉の声。夏本番へ向け厳しい暑さが続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
おはようございます、本日の広報担当です。

本日は本校CGクリエイター科の課目である「フィギュアモデリング」という授業に注目したいと思います。

フィギュアモデリング:立体物造形(直訳)

突然ですが、フィギュアって好きですか?
フィギュア:図形や図案、製図すること。転じて図面から型起こしした立体物のこと。
※Wikipedia参照
今回想像していただきたいのは美少女、イケメン、クリーチャー、怪獣などといったそういったキャラクターの立体造形物です。
CGクリエイター科では、当然PCを使った3DCGによるモデリング(造形)も学ぶことができますが、こちらのフィギュアモデリングの授業では特殊な専用粘土を用いて実際にその手の中でキャラクターを造形します。

いまいち想像しづらいかと思いますので実際の授業風景をご覧ください。

フィギュア2 フィギュア1

こちら現在絶賛就職活動に打ち込んでいる最中のCGクリエイター科二年生、モデラーコースの生徒さんです。
実際に販売されているフィギュアをお手本にそれぞれいわゆる美少女キャラを制作しています。
写真は「Ladoll(ラドール)」という白い粘土を用いり、専用のスパチュラを使って形を整えているところです。
満足行く造形になるまで何度も試行錯誤を重ね。ようやく出来たものがいわゆるフィギュアの「原型」と呼ばれ、実際の仕事ではこの原型が型取りされ量産体制に回されます。

※3DCGで原型を作るパターンもあります。

フィギュアモデリングではもう一つ「グレイスカルピー」という粘土も使用し、これらの授業で人体の筋肉の付き方やプロポーション等を実際に作ることで頭に叩き込み、他の授業にも応用させます。
実際のフィギュア原型師の方が講義してくださっているので業界についても詳しく学べ、今年入学の一年生も皆真剣に、けれど楽しく造形に励んでいるようです。

少々長くなりましたが今回はこの辺で。
作品が完成した日にはこちらのブログにも投稿したいと思いますのでどうぞお楽しみに。

ではまた。

 

執筆・撮影:CGクリエイター科 広報担当 齊藤

専門学校デジタルアーツ仙台
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