PCラボだより・・・マクロ君お願い！

早いもので１１月に入りました。晩秋というよりは初冬のような日が続いてますね。みなさんこんにちは、ＩＴソリューション科の大島です。

今回は、久しぶりの授業シリーズで、１年生の「プログラミング基礎」の紹介をします。

学生たちは、ＥｘｃｅｌＶＢＡというプログラミングの勉強をしています。

えっ、Ｅｘｃｅｌでプログラミング？？？、関数のこと？？？と思った人もいるかもしれません。

実は、ＥｘｃｅｌにはＶＢＡという簡易プログラミング言語があり、「マクロ」というコンピュータの操作を自動化してくれる機能をつくることができます。

このマクロ君(?)は、いつもはエクセルシートの陰に隠れていますが、指示書を渡すと早く丁寧に仕事をしてくれるスーパーヒーローです。

そして、この指示書がＶＢＡで書かれています。

他にもエクセルの機能として、「マクロの記録」というものがあります。これは、手動で行った操作手順を自動的にＶＢＡでプログラミングして指示書を作ってくれる大変便利な機能ですが、残念ながら複雑な処理が苦手で、例えばある条件の間処理を繰り返すとか、ある条件の時のみ削除するとかができず、ＩＴの達人を目指す人にはお勧めできません。

もし、３日間かかっていた仕事が３０分で出来たら、あなたもスーパーヒーローです。簡易プログラミングですので、本格的なシステム設計は必要なく、プログラマやシステムエンジニアといった職種の人でなくても簡単にＶＢＡでマクロを作ることも可能です。興味を持った人は一緒に勉強しませんか！