今日は、こどもたちが楽しみにしていた『初釜』の茶会を行いました
こどもたちは、前日にホールの様子を見て、「早く明日にならないかな」「お茶室よりも広くなってすごいね」と、今日の日をとても楽しみにしていました。

ホールに入った瞬間に、「なんかいい匂いがする」「花がきれいだね」と、様々な反応を示していました。会の中でも、先生たちのお役紹介や、亭主と正客の問答など、興味を示しながら話を聞いていました。また、今回の初釜で使用した道具の中には、こどもたちも見たことがあるものや聞いたことがあるものもあり、こどもたちも「見たことがある」「いっすんぼうしの絵本で出てきた打出の小槌だね」と嬉しそうに話をしていました

今日もお菓子やお抹茶をいただきましたが、こどもたちは「甘くておいしいね」と感想を言っていました。また、いつもは一人で飲むお茶も「大福茶」といい、幸せをみんなで分ける意味も込めて、数人で一つのお抹茶を回しながら飲みました。こどもたちは、「どれくらい飲んだらいいかな」と次のお友達のことを考えながら少しずつ飲む姿が見られました。

お茶会終了後は、実際に使ったお道具や床の間に飾られているものをみんなで見ました。
また、最後に園長先生がこま回しを見せてくださいましたこどもたちは「すごーい」「頑張って練習しようかな」と喜んでいました

楽しかったお茶会もあっという間に終わりましたが、こどもたちにも思い出に残った時間になったようです

次回で最後となりますが、楽しんで参加していけるようにしていきたいと思います