保育園の様子

感謝の気持ちと思いやりの心…茶道の時間

5歳児せろり組の茶道の時間も今年度で7年目となりました。菅原学園の幼稚園では、特色の一つとして年中の2月から茶道を行っており、各園にお茶室があります。マードレ保育園でも併設の鶴ヶ谷幼稚園の茶室を使わせてもらい平成26年度から茶道の時間を始めました。

日本文化を理解して世界に通用する子どもを育てる。というねらいをもって行っている茶道の時間ですが、作法を正しく覚えることよりも、茶道の時間を好きになって欲しいという思いで、年に7回、お菓子を食べてお抹茶をいただき、床の間に飾られた掛け軸やお花の意味等について静かに話を聞くという経験をしてきました。

初めてのお点前

5月、進級して初めての茶道では、緊張感も垣間見られ、慣れない正座に少し苦みのあるお抹茶と苦戦している様子の子ども達でしたが、7回目の最終月となる2月には、自分達でお茶を点てるという初めての試みに、子ども達はいつもとは違う緊張感を持ちながらも臆することなく、茶筅を見様見真似でうまく使って、自分だけのおいしいお抹茶を点てました。それまではお抹茶がちょっと苦手で最後まで飲みきれなかった子も、自分で点てたお茶は残さず飲み干し「おいしかった!」といい笑顔。約1年の成長が感じられました。

茶道
茶道
お茶

日本文化の伝承‥「~にありがとう」

子ども達の普段の生活では、なかなか実際に日本の文化を体験することは少ないと思いますが、せろり組の子ども達は、お茶室の畳のヘリを踏まずに歩くとか、正座で手をついてお辞儀をするとか、日本古来の作法を茶道の時間を通して体験してきました。
その日本文化の体験は、周りの人や大切な物への気遣いや感謝の気持ちを育み、最後の時間には、みんなでいろんなものに「ありがとう」の言葉を言い合いました。
「茶道を教えてくれた先生にありがとう」「お友達と茶道ができたことにありがとう」「お花を飾ってくれてありがとう」「素敵なお茶碗にありがとう」「担任の先生にありがとう」などなどなど・・・子ども達が次々思いつくことに驚きながら、1年間の茶道を通して感謝の気持ちと思いやりの心が育っていることを改めて感じました。

茶道の様子
茶道の様子

この3月にマードレを巣立っていく子ども達にとって、保育園生活の楽しかった思い出と共に、茶道で育んだ心をいつまでも大切にしてほしいと思います。

主任保育士 寺岡

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