わくわく便り

茶道の時間…年長組

いよいよ最後の茶道の時間ということになり、今回は自分でお茶を点てました。一生懸命に茶筅を振り、茶碗の中に美味しそうな泡がたつと、嬉しそうな表情で味わいながらお茶を飲んでいました。
お菓子は『いちご大福』でした。「おもちは雪みたい」「あんこは土かなぁ」と、雪と土の中で春を待つちいさな命が表現された『いちご大福』をいただきました。
今月2月28日は、茶の道を広めた千利休が亡くなられた日ということで、今回は利休さんのお軸を飾り、利休さんのためにお茶を点てる『お献茶』も行いました。お茶を教えてくださった利休様に「ありがとう」の気持ちを込めてお献茶を行い、その様子をこどもたちは真剣な眼差しで見ていました。
「みんなは何にありがとうをしたいですか?」との質問には、「お茶室!」「お軸!」「お菓子を作ってくれた人」等との声が聞かれ、それぞれに感謝の気持ちをもっていました。
この一年間を通し、茶道の時間を経験したことで、日本の伝統文化に触れることができたようです。
利休さんに見守られながら、いろいろな物事に感謝の気持ちをもって過ごすことができたひとときとなりました。

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