年長組になってはじめての茶道の時間を行ないました。この日を楽しみにしていたこども達、お茶室に入るといつもとは違う引き締まった表情をしていました。
床の間の「鯉の滝登り」のお軸やお花についての話を正座をして真剣な顔で聞いていたこども達です。「鯉の滝登り」は、諦めずに挑戦することの大切さを表したお軸で、こども達も「何回も挑戦して鉄棒ができるようになった」「雲悌の一段抜かしができるようになった」などと自分ができるようになったことを話していました。

　お菓子は、「青楓」と「あやめ」の形をした干菓子です。青楓を見て「この葉っぱ、秋になると赤くなるね。このまま秋まで置いておいたら赤くなるかな？」という可愛らしい発言も聞かれました。一口お菓子を食べると、「あまーい」「柔らかいね」と笑顔が広がりました。お抹茶も一口飲んで「少し苦いね…」「おいしい！」などと話していましたが、みんな残さずに飲むことができました！中には「このお茶、甘く感じる！」という大人な意見もありました。
次回の茶道の時間も今から楽しみにしているこどもたちです…！