歴史ある「卒業制作発表会」は今年度で最期!大きな感動と涙と共に終幕

2020/03/27


毎年2月は、こども科2年生による「卒業制作発表会」が行われており、いつもたくさんのお客様に見ていただいてきました。

しかし!

この「卒業制作発表会」はカリキュラム変更のため、大変残念ですが、今年度で最期なんです。

フィナーレを飾る今年の「卒業制作発表会」。

今年の2年生たちは、大きなプレッシャーを感じながらも、それに負けないように、着々と準備を進めてきました。

以下、劇完成の過程も含めて、発表会までの様子をご覧ください。

何をテーマにし、何を伝えたいか…

この「卒業制作発表会」は、毎年、全てオリジナル劇。劇の内容も、台詞も、歌詞も、踊りも、衣装も、背景画ももちろんオリジナル。

30分の劇ですが、準備はとてもたくさんあります。

その始まりがこのプレゼンテーション! それぞれが伝えたいメッセージを物語にし、プレゼンを行いました。

物語の流れ、それを構成する登場人物の衣装やキャラクター説明、背景画、小道具などを明示し、説明します。

クラスのみんながプレゼンを終えた後で、それぞれ良いと思った劇の案に投票。

その結果、今年の劇は「キラキラ王国のわがままお姫様」に決定。「一歩踏み出す勇気」をキーフレーズに、自分の弱さと向き合い克服していく物語に決まりました。

全員キャスト、全員スタッフ

劇の大筋が決定すると、ここからが準備の始まりです。

シナリオ係が劇の内容をもっともっとつめて、台本を仕上げていきます。

そして、大道具係が背景を作成。まっ白な模造紙をつなぎ合わせ、大きなキャンパスに絵を描いていきます。今年は、3枚の背景画を作成しました。

衣装係は、全員分の衣装を作成。不織布やレースなどを使って、キャラクターに合った衣装を作り上げていきます。

 

小道具係は、劇中の各場面に必要なものを作っていきます。

それぞれが劇に必要な準備を進めながら、それぞれの配役の台詞を覚えていきます。

と同時に、それぞれが就職活動を進めていき、年明け早々には無事に全員内定をもらいました!

全体練習開始

台本の読み合わせを行ってきたので、台詞はバッチリ! ピアノも練習してきたので、曲もバッチリ! ダンスも自分で考えたものを踊るので問題なし!

なんて考えて、全体練習を始めてみると、思わぬ改善の必要性が見えてきて…

先が見えなくなって、焦ってしまうのが、最初の全体練習。

ここから、何度も何度も何度も何度も練習を重ねて……

当日を迎えるまで、何度も改善を行い、繰り返し練習し、劇に表情がついてきました。

卒業制作発表会当日!

想定しているよりずっと多くの人に来てもらい……とんでもない緊張の中(笑)

劇が始まりました。

    

合唱が終わり、会場にお越し頂いた皆様にご挨拶。

やりきった自分たちにも感動している様子でした。

会場に来ていただいた方々から、賞賛の声が続出!!

「感動して、涙が止まりません!」(理学療法科3年生女子)

「涙出るのおさえるのに必死でしたよ。感動しました!」(理学療法科3年生男子)

2年生の皆さん。1年かけて練習してきた甲斐がありましたね。

きっと、自分たちの自信にも繋がったことでしょう!!

保育士として社会へ

2年間の集大成である「卒業制作発表会」を終え、

自分たちが保育士として旅立つということを強く意識している様子が見られました。

2年生のみなさん。

この日の達成感を自信にして、保育士として社会に羽ばたいていってください!

最期の卒業制作発表会。感動のステージでした!!