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2020/10/13
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IoT 授業のひとコマ

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皆さんこんにちは

情報系学科担当の田辺です。

今日は、ちょっとだけ授業の様子を公開します

「IoT」という言葉はどこかで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

今日はその授業の様子を覗いてみましょう。

(*ザックリと簡単に書きますので、その点はご理解くださいね。🙏)

授業で用いる機材は「Raspberry Pi4」というボードコンピューターです。

簡単な話、さまざまなことができる小さなコンピューターだと思ってください。

(手のひらに乗る大きさですが、意外とパワフルに動くんです。)

RP

【画像引用】ラズベリーパイ財団HPより

今はこれを使って、制御系の学習をしています。

いわゆる「組み込み(制御系)」というやつです。

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・ソルダレスブレッドボードに、LEDや抵抗を差し込んで簡単な電子回路を作り、ジャンプワイヤを用いてラズパイ本体と接続します。

(工業高校の方などは、ブレッドボードに馴染みがあるのではないでしょうか)

ラズパイからは、乾電池約2個分の電力を取り出せるので、そこを制御してLEDの点灯・消灯を制御します。

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・ラズパイはノートPCとリモートデスクトップで接続してあります。ノートPCを使い、LEDを制御するためのプログラムを打ち込んでいきます。

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*おっ!点滅開始だ

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・点滅速度は自由に設定できます。人の手では絶対に無理な点滅速度も余裕です。

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これをして何になるの❓ と思う人もいると思います。

例えば・・

・障害物センサーやモーターを組み合わせると、ロボット掃除機の様なものが作れたりします。

・カメラなどを組み合わせると、外出先から家のペットの様子を確認できるペットカメラなどが作れます。

・人感センサーと組み合わせて、ある場所の人の出入りを自動でカウントできます。

・温度センサーと組み合わせると、気温や水温などを自動で測り続ける事が出来ます。

そしてデジタルデータとして、インターネットを介して送り出されます。

膨大な数のモノから送り出されたデータは膨大なものとなります。

その膨大なデータを分析し、規則性を見つけたり、因果関係を明らかにしたりすることで、私たちの生活を「安心で快適なもの」にするための情報を探して正解を見つける事に役立てます。

ここで、統計解析やAIの機械学習が役立っています。

このように、あらゆるモノがインターネットと繋がること、モノとクラウド、モノとヒトがデータのやりとりをする事。

これがまさしく、IoTの役割です。

*黙々と作業しています(楽しそうです😆)

IMG_0616

 

「組み込み」は昔は地味なイメージでしたが、最近はIoT分野の成長によって注目を集めるようになっています。

今後も需要が見込める分野です。

あと、ラズパイを使うと比較的簡単に自宅にNASサーバーも作れますので、気になる人はチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

ではまた!

 

 

専門学校デジタルアーツ仙台
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