経理ビジネス科授業紹介③~簿記会計~

2021/07/09


みなさん、こんにちは。雨降り☔の週末ですがいかがお過ごしでしょうか❓一番苦手な梅雨時季、カッパを着用して自転車?通勤しているDAIです☺

さて、今日は授業紹介第3弾、経理ビジネス科の神髄である「簿記会計」について紹介します。私の専門分野でもある「簿記」ですが、基本は座学です。将来、企業の経理職や事務職に就きたいと考えている人にはお勧めの勉強です。簡単に言うと簿記の目的は企業の財産と儲けを知るための計算をすることです。企業が活動を続けるためにはお金が必要です。現在いくらのお金があるのか?これが分からないと、買い物ができませんよね。また、企業は商売をして儲けを得ますが、いくら儲かったのか?分からないと、商売になりません。そういった、もろもろの計算が「簿記」に組み込まれています。ですから、先ほど経理職や事務職に就きたい人には。。。と書きましたが、ひょっとするとこれから社会人になろうとしている皆さんには、是非とも勉強してほしい学問です。

さて、このような簿記ですが、色々な団体で検定試験が行われています。日商簿記(主催団体:日本商工会議所)、全経簿記(主催団体:全国経理教育協会)、全商簿記(主催団体:全国商業高等学校協会)がメジャー団体でしょうか。

1年生の簿記

経理ビジネス科では、1年生の7月に全経簿記2級を受験し、2月に日商簿記2級合格を目指すスケジュールで授業が進みます。現1年生は4月から通常授業ができていますので、明後日、7月11日に全経簿記2級を受験します。本番3週間前に、初めて本番形式同様の「模擬試験」を行いました。合格点に達した学生は半分もいませんでしたが、その結果は百も承知、これも作戦の一つです。自分の実力を知り、残り3週間の勉強スタイルを決めてもらいます。勉強が必要だ、と分かったら自分で勉強を始めます。ポイントはそこ!「やらされる勉強」では力はつきません。「自分から進んでやる勉強」は間違いなく力がつき点数が伸びます。1週間で20点以上、点数をあげた学生もいます。

本番前の模擬問題も昨日が最後でしたが、全員が70点オーバーの点数を取りました。また、満点を取った学生が数名おり、本校に入学してから簿記を始めた初心者も満点を取りました☺喜ばしいことです🎊

今日は、明後日の本番に向けて、各自最終確認の作業をして終了しました。「目指せ!全員合格❕❕」

また、簿記検定以外でも電卓検定やコンピュータ会計検定など、3週間に渡って検定試験が続きます。ここが踏ん張りどころ、頑張れ1年生💪💪💪

2年生の簿記

現2年生は、「緊急事態宣言」が発令されていたこともあり6月から学校が始まりました。1か月での検定受験は難しいため7月の全経簿記検定は希望者のみの受験にしました。2月の日商簿記検定2級にチャレンジしましたが、合格率が8.6%と稀にみる難易度の高い問題でした。それでも検討して60点台の学生が5・6名おり、その学生達が6月にリベンジを果たすべく再チャレンジし、見事にリベンジを果たしました🙆

日商簿記検定はここ数年で大きく変わっています。範囲が広くなり、試験時間が短縮され、ネット社会ではありますが、今後どうなっていくのか耳をダンボにして情報を逃さないようにしたいと思います🙇‍♂️

経理ビジネス科DAIでした✋

この記事を書いた人

熊倉 正浩
熊倉 正浩
担当科目
簿記、計算実務、ビジネス実務、会計実務 など

経理、事務の即戦力を身につけるように、実践的に学ぶ授業に力を入れています。多くの資格が取得できるほか、取得した資格を活かすための「実践型実習授業」が経理ビジネス科最大の魅力です。