4.VPT6~GUIの概要~




このページはVPTの本家サイト http://hcgilje.wordpress.com/vpt6-manual/ をデジタルアーツ仙台CGクリエイター科で日本語訳したものです。

VPT 6オンラインマニュアル

このドキュメントではのVPT 6の新機能についての簡単な説明が得られます。今後ビデオチュートリアルや追加情報でVPT 6の説明を拡張していく予定です。
VPT 6のビデオチュートリアルのシリーズは、VPT 6 playlist on youtube ですべて利用可能になりました。
youtubeで利用可能なチュートリアル
VPT 6MIDIを使用する
このドキュメントまたはビデオチュートリアルで説明されていない、以前のバージョンから変更されていない一般的な機能については、VPT 5.1のドキュメントを参照してください。以前のバージョン同様、インタフェースにはヘルプが組み込んでありますから、異なるセクションでもっと知りたいときは、そのセクションの?マークをクリックしてください。
VPTの原理は変わりありません。あなたは、投影された出力にレイヤをマップし、レイヤーにソースを割り当て、セットアップの状態(レイヤとソース情報その他+ +)を保存し、プリセット間のトランジションを作成するのにシーケンスを構築するか、またはVPTの様々なパラメータを制御するのにコントローラー(lfo/midi/osc,arduino その他)を使用します。
以前のバージョン同様、プロジェクトリストにはある指定されたプロジェクトのフォルダ内にデフォルトのビデオとマスクフォルダで格納されていますが、より柔軟に操作できるようmoviesources上にあなた自身のビデオのフォルダをドラッグアンドドロップし選択することもできます。
プレビューウィンドウの2つのビュー。ひとつはフレームを、もうひとつはソースを表示します(ソース表示機能は現在Mac版だけ)
インタフェースは、VPT 5.1以降、非常に多くの変更があり、またプレビューウィンドウを介して、より精度を上げながらより直感的なグラフィカルなアプローチを加えるようなレイヤーでの作業を容易することに焦点を当てています。プレビューウィンドウとナビゲーターは、あなたがあなたの投影を設定し、さまざまなレイヤをマッピングしているときに最も時間を費やす2つのウィンドウになることでしょう。

メインVPTコンソールはよりコンパクトになり、セクション間を切り替えられるタブ(1)、異なるセクションが表示される(2)、常に表示されるプリセットセクションの(3)出力、プレビューとナビゲーターの設定を制御するVPTバー(4)から成り立っています。
プレビューおよびナビゲータウィンドウの操作。
プレビューウィンドウでは、プロジェクターへ出力(mofo)同様、については、位置、スケールと、そしてマウスを使ったアクティブレイヤーのコーナーピン(cornerpin)のポイント変更をすることができます。(プレビューウィンドウでは、ALT キー+垂直方向のマウスのドラッグで、レイヤーの透明度を制御することができます)
位置、スケールおよびコーナーピンキーストーンの操作を、P、SとKのショートカットキーで切り替えられます。ドラッグ中にShiftキーを押せば、マウスをx軸またはy軸だけで動作するように制限することができます。
コーナーピンのポイントを調整するとき、VPTに操作するコーナーを推測させる自動モード(A)と、操作したいコーナーを自分で決める手動モード(M)を選ぶことができます。手動を選んだ場合、4つの丸で囲まれた番号のどれかをクリックするか、またはJ -キーを使ってコーナーを切り替えて、コーナーを選択する必要があります。
使用されているレイヤーだけがプレビューウィンドウに表示されます。アクティブなレイヤーには黄色のフレームとレイヤーの番号が表示され、その他の有効なレイヤーは灰色のフレームに表示されます。プレビューウィンドウの下部セクションには、アクティブなレイヤーについての情報が含まれています:Fはフェードレベル、Mはマスクがアクティブの場合に、Tはテクスチャのスケーリング/クロッピングが有効になっている場合、表示されます。レイヤーがコーナーピンの代わりにメッシュを使用している場合には、”mesh”と表示されます。またそのレイヤーの現在のソースを示しています。右下隅の文字は、マウスが、P(位置)、S(スケール)またはK(コーナーピンキーストーン)のいずれかを影響を与えるのか示しています。
triplehead2goまたはdualhead2go系統のビデオカードデバイスを使用して複数のプロジェクターへの出力を設定している場合は、プロジェクタの間に境界が示されます。
ナビゲーターを使用すれば、両方のモニターとアクティブなレイヤーのパラメータにアクセスできます。横の丸で囲まれた番号の1つをクリックしてレイヤーに直接ジャンプすることができます。レイヤー間ではコピー&ペーストが可能で、ソース、合成モードと透明度を選択することができます。詳細については、VPTの組み込みヘルプ?をチェックしてください。
ナビゲーターのマッピングのセクションでは、位置、スケール、コーナーピン設定を微調整することができ、いずれかの番号のボックスにドラッグするか、または番号のボックスに関連付けられている矢印をクリックします。クリックしたままにすると、数値は徐々に速く変化します。
メッシュエディタは、マッピングのセクションにアクセスされます。現在、VPTは「コーナーピンキーストーン」と「レイヤーのメッシュディストーション」の両方が可能ですが、同一レイヤーに両方は適用できません。メッシュエディタを使用する方法については?でヘルプファイルご覧ください。


ナビゲーターの2番目のタブ、テクスチャのは、色とテクスチャ情報をカバーしています。ソースをトリミングしたり拡大したりすることができ、そうして、たとえばタイリングされたサイフォンのソースを、使いやすいように、レイヤーの一部だけを使うことができます。

3番目のタブには、マスクエディタを含む、レイヤーのマスキング機能があります。
キューリストは完全に再構築され、非常に簡単にプリセット間のトランジションを作成するだけでなく、VPTパラメータに直接OSCフォーマットされたコマンドを送信するようなもっと複雑な機能をできるようにしています。
使用法と構文については、?でヘルプファイルを参照してください。

他のセクションのほとんどは、VPT5.1のユーザーならすでに十分なじみのあるものです。