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  • ゲームクリエイター科

作品展~卒業まで、みんな頑張ってありがとう!

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作品展のプレゼン

気がつけば3月も半ばでホワイトデーすら過ぎてます、ゲームクリエイター科の志村です。
今回もシムブロ読んで下さりありがとうございます、志村とってもうれしいです。

さて、年度末なので色々なイベントなどが続き、報告をまとめる暇がありませんでした、ここで一気に、卒業生への感謝も込めてご報告❣

まとめ!D-POP作品展

先ずは作品展がありました。
作品展DM_裏
コアなファンの方はご存知だと思いますが、今回は久しぶりの2月開催です。これまで、ごく初期のころは年に2回の開催で、仙台BEEB(今は別の施設になってます)やAER、仙台メディアテークなどで開催し、音楽系のイベントはZepp仙台で開催していました。音楽系のZeppが閉じられたのを機に、学校のライブシアターでやるようになり、折角だから一緒にやろうとなったのがここ数年でした。そして再び音楽系は仙台PITという外の箱でやる流れになり、あそこで併催は無理なので作品展は学校でやろう、という流れになったのが今回です、その代わりに声優科の卒業公演を同時開催しています。ま、そんな感じで年度末にぶつけたこのイベントであったわけです。

ゲームクリエイター科ではまず、批評会

ここ数年、毎回やっているのが批評会です。この時期だと、どちらかというと卒業生よりも就職活動を控えた学年の作品を企業様にご覧いただきご意見を頂き、それが卒業する学年以外も参考になり有り難いので、卒業作品展という嗜好ではあるものの、他の学生にも活かせる場面にしています。

ただ、今回はちょっと違うのが、これから就職活動をしようとしている学生が既にグループワークで拙いですが一つ作品を仕上げたあとで、次のネタが絞りきれていない狭間になってしまったという時期でした。そういう訳で、ネタ見せはちょっと、あとはグループワークのKPT、卒業予定の学生のテクニカルデモ、という形になりました。その一部をご紹介します。

振り返り、さらに振り返るれば前を向くのさ!グループワークの振り返り

この時点でゲームをオープンにしているチームが、その制作を振り返りました。自分は司会進行もやっていたので記録がとれなかったのですが、こんな雰囲気だったと。作品展のプレゼン

ご意見を頂いているのは在仙のゲームデベロッパのお歴々です、休日にも関わらず御協力いただきありがとうございました!

で、そこででた話はこういうものでした。

プレゼンスライド

確かに、ここだぞ!という感じだったのですが、実はここで当方はモヤモヤがありました。というのは、彼らのアプリの作品は既に発売されていて、売上をどうすれば伸ばせるのか、お役様に喜んでもらえる方法等、マーケットに対する考察を期待していたからです。組織が巧く動く必要性はあるのは判ります、その対象がゲームである以上、どうお客様に楽しんでもらえるのかが最終目標であり、それに対して、何が足りなかったのかが重要だからです。要するに、工場のカンバンシステムが巧く機能しているかや、厨房の中のは働き手の調子は料理の味や売上に対して「どうすれば改善されるか」は直接的には関係がないのと同様です。「チームワークをうまくする」ことは、常識ではないのか?と思い指摘しました。

しかしながら「そこまで言っても仕方ないのでは」という、まったくもって妥当なご意見をメンターの方から頂き、これは突っ込んでも納得できない場合は無駄になると思いました。

納得は全てに優先します

本当は、売上があまり伸びていなかったので、それに関する考察をしてほしいというのがありました。そんな作品がこちらです。

game_works03_2018
SPHERE SQUARE
iPhone/iPad][Android]

広告の入る怪しいブログみたいですが、アフィリエイトではありません😁

まあ、そんな感じで振り返りは終了、彼らの次のアプリを今は作っていて、そのコンセプトだけあとでメンターの方にご覧いただきました。

見せて貰おうか。卒業生の性能とやらを!テクニカルLT

続いて今期卒業生のテクニカルな話です。本校のプログラマコースでは、C++とDirectX、Unity、ネイティブAndroid等のプログラミングをやってます。今回は、初心者から中級へ上がるのに役立つUnityネタです。

モバイル向け3 Dゲームでfpsを上げる方法 ~Unity編~ from 智基 葛西

 

今は卒業生の葛西氏が、得た知見のいち部をスライドにしてくれました、ありがとうございます!因みに彼はUnityを使うデベロッパに就く予定です、彼自身はUE4も使えます。このネタはありそうで無い、巧いまとめだと感心しました。特に、独学である程度いってからオリジナルの何かを作る時にサンプルには書いていない部分です。また、グラフィックが専門の人がレンダラーとしてUnityを使う場合にも役立つ話だと思います。Unityって知ってるか知らないかで機能的に使いこなせるか変わる面が大きく、リファレンスを見ても文章だけで説明があるだけで自分で実装して実験しないと判らない面が多々あり、こういうまとめはとても役に立ちます。自分もUnityのHowToはネットで公開していますが、うまくまとまられていて感心しました。

ゲーム展示はこういうのを

今回、この批評会の後にゲーム展示スペースを作り、展示しました。今回の展示したゲームの一部がこちらです。

勝手に走るランゲームで、障害物を取り除いてあげて進みます。もうひとつは、カメラで画像を認識すると、その画像でキャラクターの体力や攻撃力などがきまるゲーム。これらは現在、一般公開していませんが、機会があったらスマホ向けで作者が公開するかも知れません。

と、このゲームはDA・TE・APPS!2017にもそのまま展示しました、それが次の日だった訳です。

次の日だって!DA・TE・APPS!2017

翌日なのが忙しかったです!

岩田さんは2年ぶりに拝見しましたが、相変わらず綺麗でした。そして、展示ゲームを持ち込み、また、先程、紹介の、

game_works03_2018

SPHERE SQUARE
iPhone/iPad][Android]

は、チーム対抗で売上を競う、GLSforEducation部門でエントリーしていたため、ステージでのプレゼンや別のブースでプレイアブルな展示をしてました、もちろん、今ならお買い求め頂くと、この投稿の読者の方もプレイ頂けます。

売上に関するチャレンジは、本校は残念ながら優勝はのがしてしまいました。これがあるので、「売上に関する考察」を期待していた訳です。ならば盛んにこのブログなどで宣伝すればよいのかというと、学校ごとのチーム対抗になっていて、学生達だけの戦いにしたいので、その他のチャンネルでのプロモーションはしないルールでした。売上が多かったゲームは、ゲームの出来は勿論ですが宣伝活動も努めていて、お客様の目線を意識したのが勝因ですし、そういうコンペなので納得です。なかなか楽しいイベントでした!

そして終演、DA・TE・APPS!2017

ここまでがイベントでしたが、その後、きちんと売上に関する考察をしていただきました。

自分の求めていたのはこれでした!そして、学生が成長することです。金額としては僅かですが、それをゲームで得ることの意味はいくらか、わかったと思います。このお金を手に、就職戦線へ向かいます!

PS.まだゲームあります

このチーム制作では、他にもチームが在ってだいぶ前に完成はしていましたが公開していませんでした。今はこの次に取り掛かっていますが、作品を遊んで頂けるとありがたいです。

 

以上、明日もいいゲーム、いっぱいあるといいね💖

次のゲームも既に制作に取り掛かっていますので、ご期待下さい!

専門学校デジタルアーツ仙台
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